気にしすぎる自分がラクになる本 (青春新書プレイブックス)(KADOKAWA /2019.8.21.発行)
本書は2015年に出版した「気にしすぎ人間へ」(青春出版)の新書版です。内容はほぼ同じですが挿絵が数多く盛り込まれ、ずいぶんと読みやすくなっています。HSP初心者向けのわかりやすい本です。本書では、小さなことを気にしすぎてクヨクヨ悩むという現象や、そのとらえ方について、心理学や神経科学、脳科学などの視点を織りまぜ、さまざまな角度から解説しました。気にしすぎてしまう人が自分を受け入れるために役立つ具体的な考え方やメソッドなども紹介します。
本書が、今の自分を少しでも受け入れられる一助になればと思います。
昭和31年山梨県甲府市に生まれる。北海道大学医学部卒業。脳外科研修を経て神経内科を専攻し日本神経学会認定医の資格を取得。北大大学院にて生化学の基礎研究を終了後、障害児医療分野に転向。道立札幌療育センターにて13年間小児精神科医として勤務。平成20年より道立緑ヶ丘病院精神科に勤務、現在に至る。興味の範囲は多岐にわたり、感覚統合療法やトラウマ治療を学んだ。高次脳機能と知覚とトラウマに興味を持ち、発達を脳と心と無意識と身体など、さまざまな視点から総合的に診ながら、障がい児者の幸福の道を模索し続けている。